去る2011年4月15日、箱崎にある日本IBM 本社セミナールームにて開催された「Agile Japan 2011」というイベントに参加してきました。
実業務でアジャイル開発を実践している身としては、どのセッションも興味津々です。この日は個人的な目標として「自分の参加する全セッションのマインドマップを書く」を掲げてちゃんと書いてきましたよ。
モーニングチュートリアルとしてIPAの山下 博之 氏の講演。時間がなくてかなり駆け足でしたが、その中でも気になったのは「顧客の関与」というキーワード。やっぱり発注者側の協力体制は必要不可欠だよなぁと。
続いてリンダ・ライジング氏による講演。これは強烈でした。講演のタイトルは「Fearless Change−不安を乗り越えて組織改革を推進するには」
Fearless Changeとは何の話かというと、組織に新しい考え方を持ち込み変革をもたらす際に必要な48のパターンについてのお話。内容についてはリンダ様の著書を参照していただくとして、講演の中で印象に残った話を2つほど。
医者に生活を変えないと死ぬと言われても変われる人はわずか10%!それだけ変わるということは大変なことことなんです。
「Thank you!」っていう人は長生きするんです。…これ本当かな?www ちなみに前述のパターンの中に「Just Say Thanks」ってパターンがあります。感謝を忘れずに。
Innvatorの話も面白かった。自分はEarly Adaptorかな〜?Early Majorityかも。
次のセッションはUSP研究所の當仲 寛哲 氏の講演。この方、シェルとテキストデータだけで企業の業務システムを作ったことで有名な人。
すごいのはその独特の考え方と手法。芯が通ってる感じ!こちらも講演の中で印象残ったお話を2つほど。
お金を払う人の態度について。お金を払う人は、自分のできないことを人に頼むのだから仕事をしてくれる人にお願いする態度であるべき。お金を払うほうが偉いという構図だと、仕事がお金の毟り合いになってしまう。これはホントにそう感じました。この考え方が広まって当たり前になったらすごく素敵だと思います!
エンジニアはハッピーメーカーだ!これもいいですね。技術の力で世の中にハッピーをもたらすことができるなんて夢があります。
午前中のセッションはいずれも濃い〜内容でした!「人間力」ってとても大事です。仕事は「人間」が「人間」のためにやるものなんだから。モチベーションは情熱だ!!
ということで午前中までの内容でいったん公開してみます。これもAgileなプラクティスの実践ということで。今頃書いてる時点で遅いんですが。。。(午後以降の内容は後日書きます。)
當中さんの講演、お金のところや、エンジニアの姿勢のところはとても感動しましたね~、レポートありがとうございました!
とてもいい1日でした!平鍋さんを始め運営陣の方々には本当に感謝しています。Tシャツにサインありがとうございました!
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